春日市議会 > 2021-05-25 >
令和3年地域建設委員会 名簿 2021-05-25
令和3年地域建設委員会 本文 2021-05-25

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  1. 春日市議会 2021-05-25
    令和3年地域建設委員会 本文 2021-05-25


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時59分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(岩渕 穣君) おはようございます。傍聴人の方に申し上げます。私語や拍手は慎んでいただきたいと思います。携帯電話は電源をお切りいただくか、マナーモードにしていただきますようお願いいたします。撮影及び録音は傍聴規則によりできませんので、御協力をお願いいたします。  全員出席であります。ただいまから地域建設委員会を開議いたします。  初めに、委員会記録署名委員を指名いたします。署名委員白水委員を指名いたします。  それでは、地域生活部からの報告をお受けします。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、簡潔明瞭に発言を行ってください。  説明員の説明を求めます。猪口地域生活部長。 2: ◯地域生活部長(猪口 功君) 皆さんおはようございます。  地域生活部のほうは、お手元の式次第にあるように、所管事務の報告は、報告事項4件でございます。それでは順次、担当課長のほうから説明をさせていただきます。 3: ◯委員長(岩渕 穣君) 秀島環境課長。 4: ◯環境課長秀島安司君) 本日は、環境部門におきまして、第3次環境基本計画をはじめ四つの計画について、策定及び見直しを行いましたので、御報告いたします。  お配りしております計画書といたしましては、第3次春日市環境基本計画、その概要版、それと春日市地球温暖化対策実行計画区域施策編)、第5期エコオフィスプランかすが、それに一般廃棄物処理基本計画と啓発用のリーフレットでございます。それと計画書とは別に配付しております資料を御覧いただければと思います。一枚ものの紙です。  各計画の位置づけといたしまして、関係法令とともに関連した体系図で示しております。  まず、体系図で示しておりますように、春日市総合計画下位計画でございます第3次春日市環境基本計画でございます。この計画は、ほかの三つの計画の上位計画で、環境基本法及び春日市環境基本条例に基づく計画であり、春日市総合計画を環境面から補完するものでございます。平成23年に策定いたしました第2次環境基本計画計画期間が終了することに伴い、引き続き、環境への負荷の少ない、健康で文化的な都市づくりを進めるための計画となります。概要版のほうを御覧ください。                 (「薄いほうですね」と発言する者あり)  はい、薄いほうになります。こちらです。  1ページ目を開いていただければと思います。  計画策定の目的といたしましては、これまでの計画に基づき、環境に係る施策に取り組んできたところでございますが、地球温暖化の深刻化や新たな環境問題の顕在化など、著しく変化する環境状況に対しまして、これまで以上に総合的、計画的に施策を進めるため、これまでの施策内容等を見直して策定いたしました。  計画期間は令和3年度から令和12年度までの10年間でございます。
     環境施策対象範囲は、地球環境、自然・歴史環境生活環境人づくりに関する環境意識と行動でございます。計画には、本市が目指す環境都市像「ずっと住み続けたくなる共生のまち かすが」を掲げまして、その実現に向けた施策を五つの基本方針で体系化しております。  それぞれの基本方針の中でも、特に重点的に取り組む施策といたしまして、基本施策の中のほうに星印でつけておりますが、1の2、身近な生きものと共生するまち、2の4、快適な生活空間の保全、3の1、地球温暖化対策の推進、4の1、ごみを出さない生活様式への転換、そして5の1、環境学習の推進を掲げまして、下位計画と併せて取り組んでまいります。  取組につきましては、3ページから6ページのほうに記載させていただいております。  国等の動向を踏まえまして、新たに生物多様性の取組や地球温暖化に伴う気候変動への適応等の取組を加えまして、また、それぞれの基本方針におきましては、指標と令和12年度における目標値を定めております。  また、最後のページを開いていただきたいと思いますが、本計画は国連で採択されました持続可能な開発目標SDGsの17ゴールのうち、環境分野との関連性が強いゴールと基本施策を結びつけまして、多様な視点で環境施策を推進してまいります。  次に、春日市地球温暖化対策実行計画区域施策編)でございます。  これは地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく地方公共団体実行計画で、さきに紹介いたしました第3次春日市環境基本計画地球温暖化対策実施計画として策定しております。  地域から排出される二酸化炭素を効果的に削減するため、令和3年度から令和12年度までの10年間における市民、事業者、行政の各主体がそれぞれ推進していく取組を示しております。ただし、市が一事業者として取り組む事務及び事業につきましては、この後紹介いたします計画の対象とせず、第5期エコオフィスプランかすがにより率先した取組を行うことといたします。  削減目標に向けた五つの基本方針と取組を21ページ以降に説明させていただいております。  具体的には、平成23年度に策定いたしました前計画の取組を継続しながら、さらに二酸化炭素排出削減の取組を進めるために、脱炭素型ライフスタイルを推進したり、限りある資源を大切にするまちづくりなど、市の特性を考慮した取組を行ってまいります。  また、19ページですが、ここに計画目標を示させていただいております。施策取組により市域全体での二酸化炭素排出量削減目標を、国の削減目標に合わせて、計画最終年度には平成29年度比で10.6%削減の達成を目指してまいります。  次に、第5期エコオフィスプランかすがでございます。こちらは春日市自らが、消費者、事業者として、率先して環境負荷低減に向けた取組を進めていくための指針でございます。第4期の計画期間の終了に伴い改定したもので、計画期間は令和3年度から令和7年度までの5年間でございます。  二酸化炭素排出量削減目標については、11ページに示しております。目標年度の令和7年度には、基準年度令和元年度比で5%削減することを設定しております。  12ページ以降に目標達成に向けた取組を示しています。その取組を庁内の春日市環境対策会議を中心としまして、全庁一体となって計画目標の達成を目指してまいります。  最後に、一般廃棄物処理基本計画でございます。                 (「概要版と両方ございます」と発言する者あり)  この計画は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく計画です。前計画の計画期間終了に伴い改定を行うもので、さらなる環境負荷低減を図るために計画の見直しを行い、ごみ、し尿といった一般廃棄物の収集、運搬、処分の在り方及び減量、リサイクルといった循環型社会を構築するための取組を定め、円滑な環境行政の推進を目的としております。  計画期間は令和3年度から令和12年度までの10年間でございます。  主な変更点といたしましては、食品ロスやプラスチックごみ問題、災害や感染症発生時における廃棄物処理対策などの新たな課題の取組を追加しております。  啓発用として作成いたしましたリーフレットのほうを御覧いただければと思います。  平成18年度の家庭用ごみ袋の有料化により、ごみの排出量を大きく減少させることができましたが、現在は横ばいという状況でございます。家庭から出る燃えるごみは、生ごみやリサイクル可能な紙が多く含まれており、減量を進める必要がございます。これが1ページ目のほうに、そういう状況を記載させていただいております。  2ページ、3ページ開いていただきまして、こちらのほうに計画の概要を記載しております。最新の実績に基づき、ごみ排出量の将来推計及び目標設定を行い、目標年度であります令和12年度のごみ排出量の目標値を、家庭系ごみの排出量を一人一日515.15グラム以下にする。また、事業系ごみ排出量を6,915トン以下にするということで定めております。  また、基本目標の3Rの推進による循環型都市づくりの実践ということを示しまして、行政が行う取組のほか、市民、事業者が取り組める具体的な行動を紹介しております。  また、最後のページになります。4ページです。食品ロスやプラスチックごみ問題、ごみ出し時の感染症対策を紹介しております。  令和元年10月の食品ロス削減推進法の施行や令和2年7月のレジ袋有料化などの国の取組もあり、世間の関心が高まっているものです。これらの課題への取組を通して、市民の環境意識向上を図ってまいります。より多くの市民に計画の内容を知ってもらい、ごみの減量に取り組んでもらうために、このリーフレットを講習会や啓発事業にて市民に配布するなどして、ごみ減量施策に活用してまいります。  以上が今回策定いたしました四つの計画書となります。今後これらの計画に基づきまして、様々な環境施策に取り組んでまいりますので、御理解、御協力のほどよろしくお願いいたします。  これで報告を終わります。 5: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいま第3次環境基本計画ほか3計画の策定についての報告が終わりました。説明に対して、確認したい事項はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次、お願いいたします。井上安全安心課長。 7: ◯安全安心課長井上高広君) 次に、第16回地域安全市民のつどい・暴力追放決起大会の開催について御報告を申し上げます。お手元の資料、プログラムになっておりますけども、こちらを御覧ください。  この事業は、様々な分野におきまして、地域安全活動を行う市民が一堂に会し、その相互の連携を図りながら、地域の安全について、共に考え、さらに活発な活動を展開できる機運を醸成し、地域の安全な環境づくりと安心できる市民生活を確保することを目的とし、毎年6月の第4日曜日に開催をしておりました。ところが昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止をいたしたところでございます。  今年度は、感染症対策をしっかりと講じた上で、参加人数を例年の半数に制限をして開催をすることとなりましたので、内容についての御報告となります。  開催日時は、令和3年6月27日日曜日、午後2時から午後4時までを予定しています。  場所は、ふれあい文化センタースプリングホールでございます。  内容は、地域安全市民のつどいのほうですけれども、テーマを地域コミュニティを中心とした青少年育成地域安全活動について、暴力追放決起大会につきましては、テーマを暴力団情勢について、いずれも講演会形式で行うものでございます。  例年最後に、暴力追放宣言の後に全員でシュプレヒコールを行っていたところでございますけれども、感染症拡大防止の観点から今回は中止とさせていただいております。代わりに福岡県警察音楽隊による演奏とカラーガード隊による演舞によりまして、大会の盛り上がりを図るものでございます。  なお、大会の前に開催をしておりました春日市暴力追放推進市民協議会総会は、書面決議による開催とさせていただきます。  地域建設委員会の委員の皆様には、先日御案内をさせていただいておりますので、御出席のほういただければと考えております。  説明は以上でございます。 8: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して、確認したい事項はありませんか。金堂委員。 9: ◯委員(金堂清之君) これ確認ばってんコロナ対策、今の流れは、春日市は毎日それ相当の数が発生しておりますけど、それでもこれは開催されるということですか。これ、ちょっと確認です。 10: ◯委員長(岩渕 穣君) 井上安全安心課長。 11: ◯安全安心課長井上高広君) 確認ということですが、一応福岡県がイベントをやる際のガイドラインというものを出しておりまして、それに基づいた範囲内でやれるという算段ができましたので、ただし、人数は半数に制限をして250人くらいということで、間隔を空けて座ったりもできますので、それでさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 12: ◯委員長(岩渕 穣君) 猪口地域生活部長。 13: ◯地域生活部長(猪口 功君) 金堂委員のほうから今ありました部分です。基本的な部分は、井上課長が御説明したとおりでございますが、今週ですね、緊急事態宣言が、延長がもしされるということであれば、期間内に入ればですね、基本的に開催は難しいというふうな考え方を持っております。今週の動向によってはですね、沖縄が6月の20日までの期間ということになりますので、国のほうの延長が2週間または3週間等の延長が決定しましたら、内部で協議をさせていただいて、基本的な部分としては、6月の第2週目、防災訓練、4週目がこの市民のつどいということでございますが、延長されれば内部協議をさせていただいて、中止という判断もあるというふうなとこだけ御報告をさせていただいておきます。よろしくお願いします。 14: ◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。金堂委員。 15: ◯委員(金堂清之君) なぜそれを申すかといいますと、今日の新聞にも載っておりましたように、福岡県ちゅうか、その病床が足りないと。コロナにかかっても入院ができないと。自宅療養とかいろいろな療養、それで亡くなってある方が多数おられますのでね。その辺まで、おしてまでされるのかなと思って、確認のために聞きました。  以上です。 16: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 17: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次、お願いいたします。井上安全安心課長。 18: ◯安全安心課長井上高広君) 次に、災害対策基本法の改正について、御報告を申し上げます。お手元の資料、このカラー刷りの国からきております内閣府が作成しておりますチラシのほうを御覧ください。  今回の法改正によりまして、自治体が発令する避難情報が見直しされましたので、御報告をいたします。  初めに1点目でございます。警戒レベル3、高齢者等避難というところを御覧ください。改正前の名称が避難準備高齢者等避難開始とちょっと名称が長く、また、一般の方に求める避難準備というキーワードから先に始まるため、高齢者等に避難を求める情報であることが伝わりにくかったということ、それから避難に時間のかかる高齢者や障がい者、また、その支援者の方々など、早期の避難を促す対象者として明確にするために、高齢者等避難というふうに見直しをされております。  次に2点目でございます。警戒レベル4を御覧ください。避難指示についてでございます。現行では避難のタイミングが勧告、指示と二つございまして、大変分かりにくいという御意見をたくさんいただいておりました。避難行動を起こしにくいということもありまして、避難のタイミングを明確にし、危険な場所から速やかに避難できるよう、避難指示に一本化をされたところでございます。  次に3点目でございます。警戒レベル5を御覧ください。緊急安全確保についてでございます。現行の災害発生情報では、とるべき行動が非常に分かりにくいという御意見がたくさんございました。立ち退き避難がかえって危険な場合におきまして、自宅や近隣の建物で直ちに安全確保をし、命を守る最善の行動を促す情報が緊急安全確保として位置づけられたところでございます。  近年多発する豪雨や台風の渦中、避難しなかった方や避難が遅れた方の被災、豪雨浸水時での屋外移動中の被災、また、高齢者等の方々が多く被災をされたということから、各警戒レベルにおきまして、住民がとるべき行動を促す避難情報が、今回見直されたものでございます。  今回の見直しの内容は、市報の6月1日号で特集を組みましてお知らせをいたします。あわせて、避難指示等による避難と自主避難の違い、これがなかなか伝わりにくいということもございますので、併せて特集として掲載をしております。  また、市ウェブサイトで発信するほか、市内の公共施設等へのポスターの掲示、それから民生委員さんにチラシの配付などを行って、周知を図っております。  説明は以上でございます。 19: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して、確認したい事項はございませんか。よろしいですか。  では、次をお願いいたします。三丸地域づくり課長。 20: ◯地域づくり課長三丸瑞恵君) それでは、次の報告となります。中小企業等支援給付事業進捗状況の御報告です。A3横判の資料を御覧ください。  春日市新型コロナウイルス感染症緊急支援として、記載しております四つの事業を地域づくり課のほうで所掌しております。  今回は、上段、下段、上下に分けて記載をしております。上段は令和2年度の実績です。こちらの上段のほうから説明をさせていただきます。  まず、表の左(1)の中小企業等応援金です。こちらは令和3年3月15日で申請受付を終了しております。すいません、記載のほうが小っちゃくて申し訳ありませんが、申請総件数は2,435件、総給付額は2億4,350万円です。  次の列、2の事業所支援金です。こちらは昨年度8月31日で終了しております。申請総件数が3,121件、総給付額が1億5,605万円です。  次の列、3番、雇用維持等奨励金です。こちらは令和3年5月31日、今月末まで申請受付をいたします。令和2年度の申請件数は151件、給付額は1,510万円です。  次の4番、家賃支援給付金は、こちらも令和3年4月16日で申請受付を終了しております。2年度の申請件数は412件、給付額は2,168万5,000円になっております。  次に下の段を御覧ください。令和3年度の給付状況です。  1番、2番はもう既に終了しております。  3番の雇用維持等奨励金ですが、今年度に入りまして、申請件数は現在のところ、1件10万円を給付しております。2年度分と合わせますと、152件1,520万円を給付しています。  次の列、4番の家賃支援給付金は、今年度の申請が現時点で25件146万2,000円を給付しています。2年度分と合わせますと、437件2,314万7,000円の給付をしていることが現状です。  報告いたします。以上です。 21: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して、確認したい事項はございませんか。吉居委員。 22: ◯委員(吉居恭子君) 今年度新しく、市のほうで計画というのは、今のところまだないんですかね。 23: ◯委員長(岩渕 穣君) 猪口地域生活部長。 24: ◯地域生活部長(猪口 功君) 今のですね、この緊急事態宣言下においてですね、うちが所管する分の支援につきましては、前回のプレミアム付商品券のみで、それ以外の中小関係の支援については、今のとこはしないという方向性にしております。ただ、当然ながら、国、県がしておりますので、それに対する部分の情報提供とかは当然させていただきますということでございます。  以上でございます。 25: ◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございます。猪口地域生活部長。 27: ◯地域生活部長(猪口 功君) 地域生活部からは以上でございます。 28: ◯委員長(岩渕 穣君) これで地域生活部からの報告を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時24分                 再開 午前10時30分                ──── ─ ──── ─ ──── 29: ◯委員長(岩渕 穣君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは、都市整備部からの報告をお受けします。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、簡潔明瞭に発言を行ってください。  説明員の説明を求めます。渡邉都市整備部長。 30: ◯都市整備部長渡邉一雄君) おはようございます。都市整備部でございます。よろしくお願いいたします。  本日報告いたします案件は報告事項4件、その他の報告2件でございます。それでは、担当課長から順次御報告申し上げます。 31: ◯委員長(岩渕 穣君) 平井都市計画課長。 32: ◯都市計画課長平井和哉君) 上白水公園整備に伴う都市計画決定進捗状況についてでございます。  新しい上白水公園都市計画決定を議案として、今年度1回目の都市計画審議会を令和3年4月20日に開催いたしました。出席者は12人で、当委員会からは白水委員が委員として出席されています。
     上白水公園を街区公園として都市計画決定することの詳細を説明し、多くの御質問、御意見がございましたが、審議の結果、全会一致で承認をいただいております。  配付資料の1ページをお願いします。4月20日の春日市都市計画審議会で承認を受け、4月26日付で福岡県知事法定協議の申入れを行い、5月13日付で県知事の同意を得ております。その後、5月18日付で都市計画決定の春日市告示を行い、上白水公園都市計画決定は完了いたしました。  資料の2ページが告示の写しになります。  今後は、8月下旬を目標に事業認可を取得し、9月以降に地権者との用地交渉を行い、できれば年内に用地取得の売買契約を締結したいと考えております。  資料3ページが上白水公園計画平面図でございます。上白水地区自治会と十分に協議し、御意見を取り入れた整備内容となっています。  資料4ページが地下貯留施設計画平面図でございます。貯留量825トンで計画しています。この貯留施設ができることで、下流域の浸水被害が軽減される見込みでございます。  報告は以上でございます。 33: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの報告に対して、確認したい事項はありませんか。金堂委員。 34: ◯委員(金堂清之君) 貯留施設たい。825トン。ただこのくらいのね、貯留施設で、あのときの大雨のときの貯留は間に合うと。間に合わんやろ。本来ならね、貯留施設つくるなら、今まで西小学校の校庭を掘り下げて、あそこに貯留施設つくろうかという案もあったとやけん。それがどこで立ち消えしてしもうて、どげんなって、立ち消えしとうとか、まだ検討しようとか、そら知らんばってん。いっそするならもう少しね、貯留量を多くなしたほうがいいっちゃないと。その辺、どげなふう考え、協議したと。 35: ◯委員長(岩渕 穣君) 平井都市計画課長。 36: ◯都市計画課長平井和哉君) まず、貯留施設の大きさですけど、平面的には、ほかの貯留施設と同じ、公園に貯留施設をつくる場合の広場の大きさで、まず最大限に面積は確保できるようにしました。それと金堂委員おっしゃるようにですね、貯留施設はできるだけ大きいほうがいいというのは事実でございます。ただし、前回もちょっと申し上げましたけど、費用対効果、管理の面、そういうのを総合的に判断して、10年確率で下流域の浸水の被害を軽減できる大きさとして、この容量を決定いたしました。 37: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 38: ◯委員(金堂清之君) 10年確率でしよるかもしれんばってん、今の雨量は1時間に何百ミリものの雨が降りようとにね、10年確率で間に合うとね、これ。10年確率は早うオーバーしとうやん。いつまでその10年確率を言うわけ。おかしかろうもん。そのとき、そのときのね、場において、臨機応変に対応していかんと。せっかくつくるのに、費用かけるのによ。10年確率でこれだけ足りませんでした。広くしますいうたら、またそれだけの費用かかるんやけん。その辺まで協議したわけ。 39: ◯委員長(岩渕 穣君) 平井都市計画課長。 40: ◯都市計画課長平井和哉君) あの、十分ですね、別途貯留量については協議し、検討はいたしました。この隣接する雨水幹線が5年確率で整備されていますので、おっしゃるとおりですね、被害が全くなくなるということは、ちょっとないと思いますけど、やはり浸水被害が軽減できるというのは間違いございません。 41: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 42: ◯委員(金堂清之君) そら、つくるよりつくらんほうが被害の出る確率は少なくなるかもしれんばってんが、結果的に被害が多く出てきたら、またやり直すわけ。下流域について。そんならね、最初からある程度余裕を持った、その貯留施設をつくっとったほうがいいっちゃないと。それをあんた、下流域があんた、被害に遭うて、あれして、苦情が出てきて、また要望が出てきたときに、なら、どげんすると、行政として。いっそするならね、費用をかけるならば、今の時点でもう少ししっかり検討した中で、貯留施設をつくるというのも一つの方策やないと。それをせんというならもう、幾ら言うたっちゃ一緒やけん言わんばってんが。 43: ◯委員長(岩渕 穣君) 答弁ありますか。 44: ◯都市計画課長平井和哉君) 御意見として……。 45: ◯委員長(岩渕 穣君) 樺島下水道課長。 46: ◯下水道課長(樺島義隆君) 一番最初に金堂委員がおっしゃられました、過去西小学校付近、西小学校の校庭での検討については、そこが決定とかはしてませんけれども、やはりその周辺部に必要だということはですね、継続して検討はしているところです。決してその計画がなくなったということではありませんので、その分が全てですね、この上白水公園のところで賄えるものではございませんので、さらに別途ですね、検討していかないといけないというふうに考えております。 47: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 48: ◯委員(金堂清之君) 別途また考えるというのは、それだけの費用をかけてするということやろうけどもね。ここの公園の敷地内全部を使うて貯留施設をしとっちゃないやない。これ、掘り下げるわけでも何でもないやろ。掘り下げんちゃろ。                 (「そうです」と発言する者あり)  そしたらね、この全体の面積を全部使うて貯留施設をつくるというとやったらね、まだしも分かるばってが。費用がかからんように掘り下げをしないということで、自然放流していくということで、この設計をしとっちゃろ。そしたらね、ここの貯留施設は、この公園全域を使うてすればまだ、いいかも分からんばってが。今はせっかくするならね、したほうがいいっちゃないとねって。後から今、樺島課長が言うたように、小学校もつくる、またつくると言うたら、それだけの費用がかかるっちゃないですかと。一つつくるならば最大限に利用されるものは利用してつくるべきじゃないかと言いようだけのことであって、それでもせんと言うなら、それでしよんないたい。行政がするとやけん。俺がするわけじゃないっちゃけん。 49: ◯委員長(岩渕 穣君) ちょっと確認ですけど、この都市計画決定って、この貯留施設も含めた計画ではないんですか。                 (「いえ違います。公園だけです」と発言する者あり)  公園だけですか。                 (「はい」と発言する者あり)  都計審でも論議が多分あったんでしょうけど。平井課長、貯留施設に関しては論議してないんですか。 50: ◯都市計画課長平井和哉君) いえ、説明はしましたけど、御意見としては、了解は得ております。 51: ◯委員長(岩渕 穣君) 渡邉都市整備部長。 52: ◯都市整備部長渡邉一雄君) ここで貯留施設という形で捉えてありますけども、通常、開発あたりがございますよね、その中で下水道の考えとして、雨水のですね、今まで田んぼだったりとか山とかいろいろあります。それを宅地造成した代わりに、今まで染み込みよったものが、一気に出てしまいますよと。そういったとこで、流出抑制という目的で、今回これを公園としてつくりますので、通常でいう小倉のところにあります貯留施設とか、ああいったものとはちょっと性質が違うというのを、御理解いただきたいなというふうに思います。 53: ◯委員(金堂清之君) そげな物の言い方するごたるよね。つくっちゃるよというような物の言い方やないか、おまえ。 54: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員、ちょっと冷静に。平井都市計画課長。 55: ◯都市計画課長平井和哉君) ええと、あのう……。 56: ◯委員(金堂清之君) やめない、それなら。 57: ◯都市計画課長平井和哉君) さっき言ったように、発想としては開発行為の流出抑制の大きさとは、全くちょっと大きさが違って、きちんと貯留施設としての設計をしたものであります。やはりですね、大きさはできるだけ広くしたかったんですけど、公園の施設の下にはですね、貯留施設が、これはほかの公園でも、どこでも一緒なんですけど。やはり広場の下に貯留施設をつくるのが一般的でございます。今回も広場で上に構造物がない面積で最大限の確保をしております。  以上でございます。 58: ◯委員(金堂清之君) それなら、最初からそういうふうにやって、きちっと説明せなやろもん。あんたのほうの部長が言うたような物の言い方するごたなら、やめとけや、こんなものは。つくるな、おまえ。 59: ◯委員長(岩渕 穣君) 渡邉都市整備部長。 60: ◯都市整備部長渡邉一雄君) ちょっとそれは誤解があろうと思います。私はあくまでも下水道でいうところの流出抑制というふうなお話をさせてもらっただけで、つくるつくらないというお話はしてません。 61: ◯委員(金堂清之君) つくるつくらんて、誰もつくるなんて。おまえがせやな説明の仕方をするけん、俺がつくるなと言いよるだけのことやけん。言いよるだけのこったい。 62: ◯委員長(岩渕 穣君) 渡邉都市整備部長。 63: ◯都市整備部長渡邉一雄君) あくまでも、先ほどから申し上げますように、宅地内の流出抑制と、通常でいう小倉にあります貯留施設とはちょっと区分をしてというお話を、僕はさせてもらっているだけです。 64: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 65: ◯委員(金堂清之君) 俺は、形式的に向こうは、小倉東あたりが雨水対策の中で、やってきとうことやろうけん、これは分かるよ。だけどもね、ここの西校区は、西小学校の校庭を掘り下げてでも雨水対策をしようかという話は前からあったんやから。いっそするなら、もう少ししっかりしたやつをつくったらどうやと言いよるだけのことやけん。おまえのような言い方しとんやったら、何も話やないやないか。これ、分かった。もうこれ、言わんけん。後からおまえと話そう。許されん、おまえ。 66: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。  ないようでございますので、次、お願いいたします。平井都市計画課長。 67: ◯都市計画課長平井和哉君) 都市計画マスタープラン策定に伴う都市計画審議会への経過報告についてでございます。策定状況の経過報告を4月20日の都市計画審議会で行いました。  資料の5ページをお願いします。今回の都市計画マスタープランの構成です。全体構想で六つの分野別まちづくり方針を策定し、全体構想の方針に対して、地域別構想で各地域での具体的な取組方針を策定し、春日市の将来都市像や今後のまちづくりの方針を示すことを報告いたしました。  具体的なまちづくりの主な方針としましては、第6次春日市総合計画に即し、人口減少社会による都市の活力低下を防ぐため、市民生活への影響を考慮しながら、高度地区などの都市計画の規制緩和について、検討していく内容であることを報告いたしました。  40年後の2060年に春日市の人口10万人を維持するために、住みたい、住み続けたいと思うまちづくりの施策を検討する計画として策定を進めております。  審議会からは、報告内容で計画策定を進めることについて、全会一致で承知していただいております。  今後の予定といたしましては、6月までに計画案を策定し、7月にパブリックコメントを実施し、計画内容に関して市民の御意見を聴取いたします。その後、8月23日に予定していますが、第2回春日市都市計画審議会で計画内容の諮問を受け、9月末には計画策定を完了する予定でございます。  報告は以上でございます。 68: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの報告に対して、確認したい事項はございませんか。白水委員。 69: ◯副委員長(白水祥太郎君) (1)、(2)と両方にわたると思うんですけども、私が出席させていただきました都市計画審議会、当日分厚い資料がございました。上白水公園の整備に関しましては、この一枚のペラだけでなく、もう10ページくらいあったかと思います。そして、都市計画マスタープランのほうも、これも40ページくらい冊子があったと思います。当日回収されました。これは、同じものが当委員会で公開されることはないんですか。 70: ◯委員長(岩渕 穣君) 平井都市計画課長。 71: ◯都市計画課長平井和哉君) まず、上白水公園についてはですね、法定図面というのを閲覧できる状況に今しております。当然、御質問とか、先ほどの金堂委員からもありましたとおり、御質問等については、図面を用いて説明したいと思っております。それと都市計画マスタープランは、まだ策定途中でございまして、最終的に計画書ができましたら、議会の報告にですね、その内容については説明させていただきたいと思っております。 72: ◯副委員長(白水祥太郎君) はい、分かりました。 73: ◯委員長(岩渕 穣君) これからパブリックコメントを取ろうっちゅう話ですから、まだまだですね。白水委員。 74: ◯副委員長(白水祥太郎君) ありがとうございます。マスタープランに関しては、策定中ということで分かりました。一つ目の、遡って申し訳ありませんが、上白水公園の整備に関する資料もございました。それもこの委員会で公開することはございませんでしょうか。改めて御質問させていただきます。 75: ◯委員長(岩渕 穣君) 平井都市計画課長。 76: ◯都市計画課長平井和哉君) 御要望いただきましたら、必要な図面はお出ししたいと考えております。 77: ◯副委員長(白水祥太郎君) はい、承知しました。ありがとうございます。 78: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。  ないようでございますので、次、お願いいたします。江崎用地課長。 79: ◯用地課長(江崎弘義君) 街路事業に伴う代替地の取得について御報告いたします。  配付資料の6ページをお願いいたします。最後のページになります。  所在といたしまして、春日市昇町2丁目63番地ほか3筆で、面積は1,349.72平方メートルでございます。  当該地は街路事業に伴う代替地として、令和3年3月議会で繰越明許を行い、早期取得に向けて地権者と交渉を行ってまいりました。地権者様の相続登記に時間を要しましたが、本年4月下旬に取得いたしましたので、御報告いたします。  活用といたしましては、開発行為等を行い、街路事業用地の取得のために有効的な活用を行ってまいります。  報告は以上でございます。 80: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの報告に対して、確認したい事項はありませんか。  ないようでございますので、次、お願いいたします。田中道路管理課長。 81: ◯道路管理課長(田中豊隆君) 次に、西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業を機とした官民連携まちづくり協定の締結式についてでございます。  5月19日水曜日に、福岡県千代合同庁舎において、西鉄天神大牟田線連続立体交差事業を機とした官民連携まちづくり協定の締結式が開催されたことを御報告いたします。  この協定は春日市、大野城市及び西日本鉄道株式会社の三者間で、連続立体交差事業に伴う、駅及び高架下等の周辺まちづくりを連携して推進するため締結したものでございます。取組事項として、駅や高架下空間を中心としたにぎわいづくりに関すること、駅間をつなぐ安全で快適な歩行者通行空間の整備に関すること、交通結節点としての駅機能の強化に関することなどを掲げ、三者で連携を図るものです。  出席者は協定締結者の春日市長、大野城市長、西日本鉄道株式会社社長で、そのほか立会人として、春日市及び大野城市選出の県議会議員4名と福岡県建築都市部の部長が出席されております。  なお、この協定の有効期限は、春日市が実施している駅前広場や駅へのアクセス道路の整備事業の完了予定に合わせ、令和8年度末としております。  報告は以上でございます。 82: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの報告に対して、確認したい事項はありませんか。中原委員。 83: ◯委員(中原智昭君) ちょっと確認したいんですけど。ここの協定というのは、駅舎の一部使える部分だけですか。それとも高架下も含めてですか。 84: ◯委員長(岩渕 穣君) 田中道路管理課長。 85: ◯道路管理課長(田中豊隆君) おっしゃるとおり、高架下も含めてでございます。 86: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。  ないようでございますので、報告事項については以上にいたします。  では、その他よろしくお願いいたします。平井都市計画課長。 87: ◯都市計画課長平井和哉君) 春日市公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。令和3年第2回定例会において、議案を上程しますので、よろしくお願いいたします。  改正の内容は令和2年度に春日市消防本部分団の格納庫が、一の谷児童遊園用地の約4割の敷地を利用して建設されたことに伴い、一の谷児童遊園用地の分筆を行ったため、位置の表示を変更するものでございます。  報告は以上でございます。 88: ◯委員長(岩渕 穣君) では、次をお願いします。田中道路管理課長。 89: ◯道路管理課長(田中豊隆君) 次に、市道第1417号路線の市道認定についてでございます。令和3年第2回定例会において、市道認定について議案を上程いたしますので、よろしくお願いします。  なお、市道第1417号路線は都市計画道路、長浜太宰府線須玖北工区の整備に伴い、市道の付け替えとして、新規道路として認定を行うものでございます。  報告は以上でございます。 90: ◯委員長(岩渕 穣君) 以上の2件は6月議会に議案として上程されますので、6月定例会において、皆さん審査のほうよろしくお願いしたいと思います。渡邉都市整備部長。 91: ◯都市整備部長渡邉一雄君) 以上で都市整備部からの報告は終わります。 92: ◯委員長(岩渕 穣君) これで都市整備部からの報告を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。
                   ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時55分                 再開 午前10時55分                ──── ─ ──── ─ ──── 93: ◯委員長(岩渕 穣君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  そのほか、委員の皆様から何かございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 94: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、本日の地域建設委員会を散会いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午前10時56分...